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適切なフィルターを使わずに日食を撮影した場合、カメラのどこが破損する? 39

ストーリー by hylom
まあそうなるよね 部門より
headless曰く、

日本時間8月22日深夜~未明に発生した皆既日食は、部分日食を含めて全米で観測可能な日食として米国では大きな話題になった。しかし、適切な日食観測グラスを使用せず、目に不調が起きた人のほか、適切なソーラーフィルターを使用しなかったため、カメラを壊した人もいるようだ。撮影機材をレンタルするテネシー州のLensRentalsが、日食後に返却されたカメラの破損状況を写真入りで報告している(LensRentalsのブログ記事The Vergeの記事)。

太陽撮影で最も多いカメラの破損はイメージセンサーの焼損だ。記事では焼け焦げたシャッターと、肉眼でもはっきりわかる焼損スポットの付いたCanon EOS 7Dのイメージセンサーの写真が掲載されている。ビューファインダーの使用によりミラーが破損したNikon D500や、内蔵のNDフィルターシステムが破損したCanonのシネマカメラEOS C300 Mark IIといったものもある。

このほか、レンズの先につけるタイプではなく、ドロップインタイプのソーラーフィルターを使用したケースも紹介されている。この場合、カメラ本体は無事だったようだが、撮影に使用したPanasonicやCanonのレンズはアイリスが溶けてしまっている。

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  • by Anonymous Coward on 2017年09月07日 16時14分 (#3275102)

    ブライダルをメイン(時々下請けでゴルフ場やいろんなイベントの取材にも行きました)に撮影しているところで、業務用カメラを担いでいたことがあります。
    そこでは、カメラを置くときには最も望遠側にして置いておけと言われました。
    理由は、撮像素子がやられるからとのこと。
    当たり前ですが、太陽って無限遠にあるので、最も広角側にしておくと、たいていほぼ焦点が合ってるんですね(フランジバックとかあってる前提)。
    だから、最も望遠側にしておくことで、ピントは合わない=たいてい焦点が合ってないから撮像素子もやられないで済むとのこと。

    さらには絞りも絞っておく癖をつけて、なるべくなら、前玉(一番対象に近いところのレンズ)のフタをするとか、何もなければタオルをかけるとかするようにと。
    人間は金をかけないでもたいていは治るけど、機材は金をかけないと直らないから、日ごろからそういう癖をつけておけと。

    ま、危ないことになったときには体の心配をしてくれたけど、口が悪くて、そんな勢いで機材壊すなとずいぶん言われました。

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あつくて寝られない時はhackしろ! 386BSD(98)はそうやってつくられましたよ? -- あるハッカー

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