
書籍「ゲームの歴史」、「事実確認が不十分だった」として回収・返金へ 96
ストーリー by nagazou
3冊もあるのできついな 部門より
3冊もあるのできついな 部門より
先日、内容に事実と異なる部分が多数見られるとして話題となった書籍「ゲームの歴史」に関して講談社は10日、内容に事実誤認・情報元が確認できない部分が多数見つかったとして販売中止を決め、書店に対して在庫を返品するよう要請したという。また書籍購入者などには返金対応を行うとしている(『ゲームの歴史』全3巻販売中止のお知らせとお詫び、ITmedia、GAME Watch、4Gamer)。
書籍に関しては、料金着払いで現品を送付すれば料金を返金する。電子書籍版に関しては読者対応窓口まで個別にメールするよう求めている。講談社側は「ご購入いただいた読者のみなさま、関係者のみなさまに多大なご迷惑をおかけしましたことを深くおわび申し上げます」と謝罪している。
書籍に関しては、料金着払いで現品を送付すれば料金を返金する。電子書籍版に関しては読者対応窓口まで個別にメールするよう求めている。講談社側は「ご購入いただいた読者のみなさま、関係者のみなさまに多大なご迷惑をおかけしましたことを深くおわび申し上げます」と謝罪している。
次は「マンガの歴史」か? (スコア:4, 興味深い)
岩崎氏(嘘つきのほう)、公式ブログではこの件について全く触れずに「マンガのはじまり」の連載をしてるけど次は『マンガの歴史』みたいな捏造本を出す気なのかな?
https://ch.nicovideo.jp/huckleberry/blomaga/ar2146098 [nicovideo.jp]
反論 (スコア:1)
岩崎氏は「データを用いるとその用い方の恣意性に際限がなくなってかえって本質から逸れるし、主観というけど化学じゃないんだからゲームの世界に客観など存在しないので、この手の意見には全く与しない」って反論してる(してた?)みたいですね
Re: (スコア:0)
歴史と名乗らなきゃ良かっただけよ。
Re: (スコア:0)
データや客観的事実を無視して際限なく恣意的に本を書いたように見えましたがね
Re: (スコア:0)
この人の仕事は最初っからこうなので、首尾一貫はしてる。
まあ、それが万人に知れ渡ったので二度と世に出る事はありませんし、
彼と関係して不愉快な思いをする人がいなくなるかと思うと、良い事ではあったのでしょう。
Re:match pomp (スコア:0)
😂😭😆
Re: (スコア:0)
炎上させて興味持たせて売る炎上商法だよね。
煙で売るウナギじゃないんだから・・・
Re: (スコア:0)
データの用い方とかそんなレベルじゃなくて歴史の捏造と言った方が相応しい。
Re: (スコア:0)
この物語はフィクションですって書いとけば…
Re: (スコア:0)
氏の反論は「データや出典がなく主観的な内容である」という批判に対するもので、
真実ではなく出鱈目であるというものに対してではないから、
氏にとってはフィクションではなく真実で「この物語は~」をいれるのは耐えられないかもしれない。
Re: (スコア:0)
「個人の主観です」でいいんじゃないかな?
ゲームの俺歴史 (スコア:1)
なんてタイトルだったら回収しなくても良かったかもしれない。
それにしてもこの本の執筆者たちは事実を重んじるドキュメンタリーや歴史に関係するものを書かせてはいけないタイプだと思う。
実際のところゴーストライターに丸投げしていただけかもしれないが。
Re:ゲームの俺歴史 (スコア:3, 参考になる)
実は共著者の稲田豊史氏の本業がいわゆるゴーストライター。
口述やインタビューを本にまとめるのが得意な人で、その分野で著名でゴーストではなく名前出しての本も多いので、本書ではネームバリューの利用も考えての共著者扱いだとのこと。
https://news.infoseek.co.jp/article/smartflash_1013013691250589696/ [infoseek.co.jp]
本書でも、ブックライティングの流れで作られてるとのことでした。
ただ、完全なゴーストではなく、岩崎氏の口述等をまとめたものなので、本の趣旨は岩崎氏のものですねー。よって責任は岩崎氏に帰属しますね。
Re: (スコア:0)
リンク切れに備えて配信元を貼っとく。
https://smart-flash.jp/sociopolitics/228055 [smart-flash.jp]
Re: (スコア:0)
なぜ、記事の一部しか引用しないの?
「2人で議論し、練り上げたり深掘りしたりしていきます。(中略)岩崎・稲田の2人が、さらに加筆修正を加えて仕上げました」
「もちろん、共著者として名前を出した以上、責任は逃れられませんけど……」
責任は稲田氏にも帰属しますよね?
Re: (スコア:0)
その歴史の当事者たちが今も生きてるってのが問題だったんだろうね。
当事者たちから「違うよ」って言われたら「間違ってました」って言わざるを得ない。
この本が100年後に出てたら回収されてないはず。
Re: (スコア:0)
テレビの番組でも微妙に古いものが一番作りにくいなんて話を聞いたことがある
当時はそんなものなかったとか当時と違うとクレーム?が多くなるらしい
Re: (スコア:0)
歴史の本として、大正デモクラシーに関する出鱈目な本を出したとして、あぁ、注目されないから回収もないか。
Re: (スコア:0)
岩崎氏の口述を書籍にした物なので、共著者になっている稲田氏が実質的なゴーストライターなのでは。
キャラ的に岩崎ばかり責められるが、1人が喋っただけのものを事実確認しないライター側がかなりお粗末だと思うけどな。
Re: (スコア:0)
コーダー相当なので、変な仕様もQA票でネグられたらどうしようもないのと同じかと。
Re: (スコア:0)
文章としての体裁を整えるぐらいで、文字にした後に主体である岩崎氏に確認を取るぐらいで十分かな。
Re: (スコア:0)
ゴーストライターが書いてると言っても表の著者はテーマなどを大まかに決めるだけで内容にはほとんどタッチしないようなものならともかく、
表の著者の口述を元に書籍としての体裁にするために文章を書き起こすようなものだと、表の著者が言ってもいないことや意に反したこと書いたら没食らいますよ。
なので後者の場合はゴーストライターの責任割合は小さく表の著者が責任の主体。
Re: (スコア:0)
俺歴史があたかも史実のように語り継がれてしまう可能性を考えると、現タイトルで回収騒ぎになって良かったと思う
Re: (スコア:0)
日本国記とか回収されてないしな。
叙事詩ってことになってるから許されてんのかな。
Re:ゲームの俺歴史 (スコア:1)
Re:ゲームの俺歴史 (スコア:1)
その2つを並べて、なんか事実がどうとかより脳内でドラマチックなストーリーを作っちゃう(下手したらそれが真実だと自分で自分を騙す)ところはこの2人の著者って似ているのかもなと思いました。
……と書いて、そもそも小説家ってそういう妄想が大事というか、そこが人よりすぐれているからこそプロになるわけだしと、当たり前の事実に気づきました。固有名詞を別名にして仮想ゲーム史として売ればよかったのかも。
LIVE-GON(リベゴン)
Re: (スコア:0)
タイトル「もし異世界から帰ってきた勇者が「ゲームの歴史」を書いたら」ならセーフ?
Re: (スコア:0)
表紙に「僕の考えた」ってシール貼って再販しようか。
逆に (スコア:1)
スラドチックに「ゲームの歴史」としてのおすすめ(正確性的な意味で)本を教えてほしい
Re:逆に (スコア:2, 興味深い)
ゲーム業界残酷物語
Re:逆に (スコア:2, 興味深い)
「ファミコンとその時代」上村 雅之, 細井 浩一, 中村 彰憲
「セガ vs 任天堂」ブレイク J ハリス
Re:逆に (スコア:1)
ゲームの歴史っていうか、任天堂の歴史の一部だよね。
どっちも重要な本であるのは間違いないけど。
あと、上村さんの方は晩年に書かれたこともあって、他の関係者の証言と矛盾するところがちょこちょこある。どっちの記憶違いかはわからないけど。
ハリスさんの方は歴史というよりはドキュメンタリなんだよね。ちょっと脚色が過ぎるというか。面白いけど。
Re: (スコア:0)
歴史に「正確」を求めるのがそもそも無理なんだけど、当事者が書いた本は結構まともかと。ただ、大昔の記憶を辿って書いてるところも多いのが難点といえば難点。
Re: (スコア:0)
当時の本/雑誌を図書館で漁るのが、たぶん確実。
断り書き (スコア:1)
冒頭扉にでも
「この物語はフィクションです(略)」
を入れておけばよかったのにね
Re: (スコア:0)
それを入れておいても、歴史と名乗っている以上、
「事実/実際と違う」って言う人達は沸きますね
# もっとマイナーな分野、タイプライターとか形態素分析にしておけば、
# スラドとかでアレコレ突っ込まれるだけですんだかも
Re: (スコア:0)
それでも噛みつくやつはいる
あからさまなフィクションのアニメや漫画ですら「現実と違う」と祭り上げる人たちとか
オフトピ (スコア:1)
> みつくやつはいる
「やくみつるはいつ」
本を出したことがある方からお聞きしたところでは (スコア:0)
出版社とのやりとりで原稿が校正記号だらけになる(当時)ものなんだそうですが、分野によるんですかね?もう人手不足で回らなくなっているとか?
Re: (スコア:0)
編集者や校閲者は文法的な誤りや書籍内での理論不整合をチェックするものだから、堂々と一貫性のある嘘を書かれたら気付かないんじゃないかな
事実確認は監修の役割
Re: (スコア:0)
プロフェッショナル仕事の流儀 「縁の下の幸福論 〜校正者・大西寿男〜」
https://www.nhk.jp/p/professional/ts/8X88ZVMGV5/episode/te/8XW78LPXYG/ [www.nhk.jp]
この番組で紹介されていた人はとんでもなく調べものをしていましたよ
Re: (スコア:0)
かつては何指摘してもママイキの4文字書いて終了な作家先生もいたらしい
Re:本を出したことがある方からお聞きしたところでは (スコア:2)
// マジかボケかわからんのでリンク張っておく
Re: (スコア:0)
今回の話に何の関係があるのかわかりませんが
校正ってのは文法や印字時の見栄えチェックであって中身の真偽には触れませんよ
Re: (スコア:0)
ウリアッ上をラリアットに直すのも校正の仕事ですよ
Re: (スコア:0)
ここでインド人を右に
Re: (スコア:0)
校正ではなく校正記号だから、校閲されて記号だらけって話では?
Re: (スコア:0)
そうとも限らないみたいよ
猫に自販機で買ったミネラルウォーターを上げるシーンへの校正者の見解
https://togetter.com/li/1288431 [togetter.com]
Re:本を出したことがある方からお聞きしたところでは (スコア:2)
校正者の仕事には、
校正: 誤字脱字や表記の統一といった、文法的なミスの指摘
校閲: 事実の誤認など、意味的なミスの指摘
の二種類ある、ってことを分かってる人と分かってない人が入り乱れてる感じですねぇ。
「○年□月△日は満月ではありません」とか「××の天気は雨でした」みたいな天文・天候などの指摘は定番とか。
最近見かけたのは「捜索願」は2010年に「行方不明者届」と名称変更しているので2010年以前のエピソードでは「捜索願」、現代のエピソードでは「行方不明者届」にしましょうっていう指摘 [togetter.com]とか
こういうのは引き出しが多くないとできない仕事だよなぁと尊敬しますね。
Re:評価はともあれ本は残る (スコア:1)
書籍「ゲームの歴史」について(11) [highriskrevolution.com]
このシリーズの目的はずっと変らない。
※ これは絶版となったことで、大幅に優先度は下がったと思うのだけど、まあ一応やろうとは思っている。