suとsudoをRustで書き直す予定

あるAnonymous Coward 曰く、

PCWatchによると、非営利団体のInternet Security Research Group(ISRG)のProssimoプロジェクトが、suとsudoをRust言語に書き直して再実装する作業をはじめた。

Prossimoプロジェクトでは、
1.非常に広く使われており、
2.重要な境界線において、
3.重要な機能を実行していて、
4.メモリセーフではない言語(C、C++、asmなど)で書かれている、
という4つのリスク基準からsu,sudoを選んだという。

似たようなことはMicrosoftも発表しており、2023年3月29日～30日にイスラエルで開催したセキュリティ研究コミュニティ「BlueHat IL」において、テキストの分析/レイアウト/レンダリングを行なう「DWrite」、およびDWriteがWindowsから分離した「DWriteCore」が、C++からRustに順次置き換わっていることが明らかにされたとのこと。

また、実験的にWin32k GDIのRustへのポーティングを実施しており、今後数週間～数カ月以内に有効になるという。