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headless 曰く、
カールスバーグは6日、従来のプラスチック包装を使用しない新しい缶ビール6本パック「Snap Pack」を発表した(プレスリリース、
SlashGearの記事)。
Snap Packは缶同士を接着することでプラスチック包装を不要とするもの。接着力は6本パックが店頭や運搬中にばらばらにならない程度には強いが、手で引っ張れば簡単に外すことができるようだ。特に説明はされていないが、写真では中央の2本にプラスチック製の持ち手らしきものが接着されているように見える。Snap Packにより、従来の複数缶パックと比べてプラスチック使用量を最大76%減らすことができ、年間で1,200トン以上のプラスチックごみ削減になるという。
このほか瓶ビールでは、ラベル印刷をCradle-to-Cradle Certifiedのインクに切り替えてリサイクルしやすいようにし、ガラス瓶に新たなコーティングを施して再利用可能回数を増やしたほか、酸素を除去する新たな王冠によりビールの味を従来よりも長く保てるようになったとのことだ。
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あるAnonymous Coward 曰く、
同社によると、Androidは10周年目を迎えるが、素のAndroidシステムは使い込んでいくうちに“プチフリ”が発生してしまう症状があるほか、ハードウェアの性能を活かしきれていない問題があるという。これはAndroidのベースとなっているLinuxカーネル部分が最適化されていないためだとしている。
しかしLinuxカーネルのソースコードに手を加えた場合、たった1行の変更でもシステムの安定性に大きく影響するため、これまでほかのスマートフォンメーカーは手を加えてこなかった。vivoは2年前よりこの問題を認識し、シリコンバレー、杭州、南京、および本社にあるR&DセンターでLinuxカーネルの改修に取り組んだ。
この結果が、vivo X23に新たに搭載された「vivo System-Turbo」だ。Linuxカーネルの20%に相当するソースコードを書き換えた結果、WeChatのRedPacketの開封速度を40%、一般的なアプリの起動速度およびゲームのフレームレート100%向上。そしてバックグラウンドで高負荷がかかっているさいにも、フォアグラウンドのゲームアプリの最低フレームレートを300%向上させたという。
情報元へのリンク
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headless 曰く、
個人情報をユーザーに無断で送信していることが8月初めにAppleへ報告されていたセキュリティアプリ「Adware Doctor:Anti Malware &Ad」が1か月後になってようやくMac App Storeから削除された(Objective-See's Blogの記事、
9to5Macの記事、
Mac Rumorsの記事、
Softpedia Newsの記事)。
Adware DoctorはSafariをはじめとするWebブラウザーの履歴やApp Storeの検索履歴、実行中プロセスの一覧などをZIPファイルに格納して中国のサーバーに送信していたという。ユーザーの同意なく個人情報を収集することは、App Store Reviewガイドライン5.1.1に違反する。なお、通常のアプリはサンドボックス化により他のアプリの情報を取得することはできないが、このアプリはマルウェアの検出に必要だなどとしてユーザーのパーミッションを得ていた。詳細については元NSAハッカーのパトリック・ウォードル氏が発見者のジョン・マックス氏(@privacyis1st)と協力して調査を行った結果を、Objective-See's Blogの記事にまとめている。
このアプリはもともと「Adware Medic」として公開されていた「Malwarebytes for Mac(当時の名称はAdwareMedic)」の偽物で、いったんMac App Storeから削除されていたが、その後「Adware Doctor」という名称で再公開されたものだという。削除前、日本のMac App Storeでは600円で販売されており、Mac App Storeの有料アプリランキングではスウェーデンで2位、カナダで4位、デンマークで6位に入る人気アプリだった。なお、アプリ自体は削除されているが、現在のところ上述の3か国向けページではランキングに入ったままだ。
マックス氏やウォードル氏から報告を受けたAppleは定型の返信をしたのみで特に動きはなかったが、Objective-Seeの記事を各メディアが一斉に報じた直後にアプリを削除したようだ。このほか、マックス氏は同じ開発者による「AdBlock Master:Block Popup Ads」と別の開発者による「Komros Anti Malware & Adware」(いずれも無料)についても同時に問題を指摘しており、これらも既に削除されている。さらに、トレンドマイクロの「Dr. Cleaner」と「Dr. Antivirus」でも同様の問題を指摘し、PoC動画をVimeoで公開している。なお、これら2本のアプリは日本のMac App Storeでは公開されていなかったようだ。
これとはまた別件だが、App Storeで公開されている人気iOSアプリ20本以上がユーザーの位置情報などをデータマネタイゼーション企業に販売していると、GuadianAppが指摘している。