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2019年4月 記事 / 日記 / コメント / タレコミ
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2019年4月24日のidleタレコミ一覧(全20件)
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DNAを元にして食べて成長しそして死ぬという「生きた機械」の作成に成功

タレコミ by Anonymous Coward
あるAnonymous Coward 曰く、
コーネル大学の科学者達は、DNAをベースにした有機ロボットとも言える存在の構築に成功した。この有機ロボットは、移動、エネルギー獲得のための資源の消費、成長と死、そして進化の能力を持つ。DNAは遺伝物質だが、形質転換や調整が可能な化合物でもある。

グループはヌクレオチドを元に、ナノスケールのバイオマテリアルを作成した。DNA分子は何度も増殖し、最終的には数ミリメートルの大きさに達した。その後、エネルギーと生合成に必須の構成要素を提供する特別な液体をマイクロ流体装置にいれて注入すると完成する。研究チームは、エネルギー獲得のために食べて代謝を行い、彼らが衰退しながら成長していく様子を観察した。この有機ロボットの移動原理は粘菌に近いものらしい。

研究者たちは現在、異なる刺激を認識できるようにし、行動をプログラミング可能にすることを目指している。研究チームのコーネル大学Dan Luo教授は、「私たちは、人工代謝を利用した新しい素材を開発しました。生物を作ったわけてはありませんが、今までにない生きた素材と言えます」と語っている(INTERESTING ENGINEERINGThe Next Webslashdot)。
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Android

Google Play プロテクトのマルウェア検出性能は向上していないのか?

タレコミ by headless
headless 曰く、
GoogleがAndroid標準のマルウェア防御サービスとして2017年に導入した「Google Play プロテクト」だが、ドイツの独立系ITセキュリティ機関 AV-TESTが2か月ごとに実施しているAndroid向けアンチウィルスソフトウェアのテスト結果によると、2年近く経過した現在もマルウェア検出性能は向上していないようだ(The best antivirus software for Android: March 2019Softpediaの記事)。

AV-TESTのAndroid向けアンチウィルスソフトウェアのテストでは、マルウェア(AV-TESTが初めて検知してから24時間以内の最新マルウェア/最近4週間に流行中のマルウェア)の検出率を評価する「Protection」と、パフォーマンスへの影響や誤検出(Google Playで公開されているアプリ/サードパーティーのアプリストアで公開されているアプリ)を評価する「Usability」にそれぞれ最大6点、追加機能を評価する「Features」に最大1点が割り当てられる。AV-TESTの認定証が授与されるのは、合計13点満点中8.5点以上取得したソフトウェアだ。

Google Play プロテクトは2017年9月分から評価対象に追加されているが、認定証は一度も獲得できていない。検出率はテスト対象の平均が最新マルウェア/流行中のマルウェアともに90%台後半なのに対し、Google Play プロテクトのスコアはいずれも40%台~70%台を推移しており、Protectionのスコアは常に0点だった。一方、Usabilityではパフォーマンスへの影響(バッテリー消費/速度低下/データ通信量)はなく、昨年7月分までは誤検出も0だったため、6点満点を獲得していた。しかし、以降は少数の誤検出がみられるようになり、スコアが低下していた。3月分ではGoogle Playで公開されているアプリの誤検知数が189(サンプル数1,867)、サードパーティアプリストアで公開されているアプリの誤検知数が26(サンプル数936)まで大幅に増加し、スコアは3点となった。Featuresのスコアは0点であり、合計のスコアも3点にとどまる。

3月分でテストされたのは合計19本。Google Play プロテクト以外はすべて検出率が99%を超えており、誤検出数は最大5。12本が誤検出0だ。13点満点を獲得した8本のうち、ESET Endpoint Security/Kaspersky Internet Security/Norton Mobile Security/Trend Micro Mobile Securityの4本は検出率100%。Usabilityのスコアは誤検出による減点が大きいようで、満点を獲得した8本はすべて誤検出0となっている。
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犯罪

コンビニ24時間営業、見直し拒否で独禁法適用検討 公取委「優越的地位の乱用」にあたり得る

タレコミ by Anonymous Coward
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グラフィック

Microsoft、当面は「ペイント」をWindows 10から削除しないと明言

タレコミ by headless
headless 曰く、
Windows Insider Programを担当するMicrosoftのBrandon LeBlanc氏は22日、当面は「ペイント(mspaint.exe)」がWindows 10の標準アプリのままになることを明言した(LeBlanc氏のツイートNeowinの記事The Vergeの記事Windows Centralの記事)。

Microsoftは2017年、ペイントをWindows 10 Fall Creators Update(バージョン1709)で非推奨とすることを発表し、Windows 10の標準アプリではなくMicrosoftストアで提供する計画を明らかにした。同年12月に提供が始まったWindows 10 Insider Preview ビルド17063のペイントでは、間もなくMicrosoftストアへ移動するといった情報を表示する「Product alert(製品の警告)」ボタンがツールバーに追加されており、Windows 10 バージョン1803/1809のリリースビルドにもボタンが存在する。

しかし、最近のInsider Previewビルドでは19H1/20H1ともに「製品の警告」ボタンがなくなっており、ペイントの削除が結局取りやめになったのではないかと話題になっていた。現在Windows 10 May 2019 Update(19H1、バージョン1903)のリリースプレビューとなっているビルド18362.53にも「製品の警告」ボタンは存在しない。

LeBlanc氏の発言はこれに関するTwitterでの質問に答えたもので、バージョン1903にはペイントが含まれ、現在のところWindows 10に含まれ続ける予定だと述べている。
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携帯電話

Samsung、公式にGalaxy Fold発売延期を発表

タレコミ by headless
headless 曰く、
Samsungは23日、折りたたみ型ディスプレイを搭載するスマートフォン「Galaxy Fold」の発売延期を発表した(プレスリリースSoftpediaの記事BetaNewsの記事Neowinの記事)。

Galaxy Foldは2つ折り可能な7.3インチQXGA+(4.2:3)のメインディスプレイと4.6インチHD+(21:9)のカバーディスプレイを搭載し、2つ折りにした状態と開いた状態で使用できる新フォームファクターのスマートフォン。米国では4月26日の発売を予定していたが、これに先立ってレビュー用に貸し出した試用機でメインディスプレイが破損したとの報告が相次いでいた。

この問題を受け、Samsungではフィードバック内容を検証し、さらなる内部でのテストを実施するために発売延期を決めたとのこと。予約済みの人に対しては、製品が出荷されない限りいつでも予約を無料でキャンセルできるとの通知を送っているそうだ。試用機の全品回収を実施中とも報じられている。Samsungは対策としてディスプレイの保護を強化することや、ディスプレイ保護層を含む取り扱い上の注意を強調することを挙げており、新たな発売日については今後数週間のうちに発表するとのことだ。
13894927 submission

「Google Chrome 74」安定版リリース、JavaScriptのクラス構文にプライベートフ

タレコミ by Anonymous Coward
あるAnonymous Coward 曰く、
ウェブブラウザ「Google Chrome」の最新安定版であるバージョン74.0.3729.108がリリースされました。Google Chrome 74ではJavaScriptのプライベートクラスフィールドが実装されたほか、ユーザーがアニメーションを消す設定にしている時の挙動を決められるCSSメディアクエリーなどが実装されています。

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13894930 submission

火星で起きても地震(英語だとmarsquake)

タレコミ by Anonymous Coward
あるAnonymous Coward 曰く、
火星は太陽系に属する地球型惑星であり、かつては水があり何らかの微生物が生きていた可能性も指摘されています。そんな火星を探査する試みは長年にわたって続けられており、ついに「火星で初めて地震を観測した」とNASAが発表しました。

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どの臓器のがんでも使える薬が増える

タレコミ by Anonymous Coward
あるAnonymous Coward 曰く、
がんの治療薬はこれまで、肺がんや胃がんなど臓器ごとに承認されてきた。だが、実際には原因となる遺伝子が共通していれば、どの臓器のがんであっても使える薬を開発するケースが増えているのだという。

例えば、MSDが販売する「キイトルーダ」という薬は、皮膚がんや肺がんなどで承認を受けていたが、原因遺伝子が同じであれば臓器に関係なく効果が期待できるとして、去年12月に国内では初めて臓器別ではない承認を受けた。これにより、血液を除くすべてのがんで使用できるようになったそうだ。中外製薬でも同様の申請が行われているとしている。

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中国で労働環境の改善を求めるGitHubリポジトリが人気に。政府からの閉鎖要求リスクも

タレコミ by Anonymous Coward
あるAnonymous Coward 曰く、
中国では、プログラマーの過酷な労働環境の改善を求める「反996」と呼ばれる動きが広まっているそうだ。「996」とは、午前9時から午後9時まで週6日働くの勤務のこと。この反996のために"996.ICU"というGitHubリポジトリが作られている。先月このページが作られて以降、最も人気のあるGitHubリポジトリの一つとなっている。このリポジトリには、週60時間の労働を要求している140社以上の企業リストが存在する。

中国国外のメディアも反996関連の報道を行っている。しかし、Microsoftの従業員たちは、中国政府がこのリポジトリの閉鎖を強要するのではないかと心配している。996.ICU関係者たちはMicrosoftに対し、検閲に対するあらゆる潜在的な圧力に立ち向かうよう求めている。ただ、今のところは中国政府からの圧力の形跡はないとしている(PCMagWIREDSlashdot)。
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ファミレスの「24日で1361店舗を回れば1000万円」企画に達成不可能と批判が集まり中止に

タレコミ by Anonymous Coward
あるAnonymous Coward 曰く、

すかいらーくレストランツは4月24日、ファミリーレストラン「ガスト」が始めたキャンペーンを中止したと発表しました。「24日間で全国のガスト1361店舗で飲食すれば食事券1000万円を山分けプレゼントする」という内容でしたが、単純計算でも1日当たり57店舗を訪問し続ける必要があり、事実上達成不可能な条件になっているという声が相次いでいました。

キャンペーンは、フランチャイズ店舗すべてで1000円以上飲食し、レシートを台帳に貼って応募すれば1名あたり20万円までの賞金がもらえるというもの。しかし、1361[店舗]/24[日間] = 56.7[店/日]となり、24日間のキャンペーン期間中に1日24時間を平均して25分間以内のペースで店舗を回り続けなければ達成できない計算になる。応募には136万1000円を支払う必要があるが、景品表示法の運用基準において何らかの購買が求められる「クローズド型懸賞」の景品類限度額は10万円とされ、賞金が限度額を超えていることも理由になったのではないかと推測されている。


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長寿を実現するためのDNA修復能力の高い5つのアミノ酸が同定される

タレコミ by taraiok
taraiok 曰く、
ロチェスター大学の研究者たちは、遺伝子「サーチュイン6(SIRT6)」が、長寿種におけるDNAの効率的な修復に関与していることを見つけた。SIRT6は、タンパク質の組織化や壊れたDNAを修復する酵素の補充に重要な役割を果たしているため、しばしば「長寿遺伝子」と呼ばれる。研究者たちは、長い寿命を持つ生物はDNA修復調節因子を進化させている可能性があるという仮説を立てた(CELLPHYS.ORGslashdot)。

仮説を検証するために、研究者らは寿命が3年のマウスをはじめ寿命32年のビーバーなどの18種類のげっ歯類のDNA修復を分析した。結果、長寿のげっ歯類は、SIRT6遺伝子の産物である「SIRT6タンパク質」が強力であり、これにより効率的なDNA修復が行われることで長生きしていたことが分かった。

さらに、寿命の短いマウスの弱いSIRT6タンパク質と長寿のビーバーに見られる強いSIRT6タンパク質の違いを分析した。その結果、DNA修復を活性化する5つのアミノ酸を同定することに成功した。さらにビーバーとマウスのSIRT6をヒト細胞に注入した結果、ビーバーSIRT6はマウスのものよりもストレスによるDNA損傷を減らしたとしている。
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