ロッキード、戦闘機用の小型レーザー兵器開発に着手
タレコミ by Anonymous Coward
あるAnonymous Coward 曰く、
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ロッキード・マーティンが戦闘機用のレーザー兵器システムの開発を進めているそうだ。戦闘機でテストできるシステムを21年までに実現する計画だという。つい数か月前に陸軍向けに提供された固体レーザー使用のシステムを応用する予定で、地対空ミサイルや空対空ミサイルに対して戦闘機が自己防衛できるようにすることを目指す。
中核をなす技術はファイバーレーザー。光ファイバーを使ってビームの威力を強化するもので、複数のレーザーを束ねることで拡張性のあるシステムができる。これらがひとつになって、飛来してくるミサイルの燃料タンクを加熱してミサイルを爆発させたり、フィンなどの制御面を狙って無力化したりするという。
課題は多い。高速で動く軍用機上でレーザー兵器を稼働させる難しい。さらに、乱気流や気象条件による動きにも対処する必要がある。レーザーのサイズや重量、消費電力については、小型ジェット機で使える程度に削減しなければならない。しかし、実現すればステルス性の低い戦闘機の運用手段が広がるほか、中国が研究を進めている量子レーダーシステムに対する保険にもなるとしている。
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