Android版Twitterアプリ、ベンダー標準の絵文字から独自の絵文字に切り替え
タレコミ by headless
headless 曰く、
Android版Twitterアプリで、旧バージョンのAndroidユーザーを対象にベンダー標準の絵文字から独自のTwemojiへの切り替えが進められているそうだ(Emojipediaの記事、 The Vergeの記事、 Android Policeの記事)。
Web版のTwitterではTwemojiが使われているが、アプリでは標準の絵文字が使われてきた。しかし、Androidバージョンの断片化により、古い端末では絵文字が正しく表示されない問題が発生していたという。
Androidバージョンの断片化は最近始まった問題ではないが、2014年にLollipopがリリースされた時点での2つ前までのメジャーバージョン(Jelly BeanとKitKat)のシェアは合計81.1%だった。ところが、Marshmallowがリリースされた時点のKitKatとLollipopの合計は62.4%、Nougatがリリースされた時点のLollipopとMarshmallowの合計は50.7%、Oreoがリリースされた時点のMarshmallowとNougatの合計は45.8%となっている。
Twemojiの実装はGoogleのEmojiCompatライブラリーを使用したもので、対象となるTwitterアプリはAndroid 4.4 KitKat~Android 7.1 Nougat。表示にTwemojiを使用するかどうかはアプリのオプションで切り替えることができる。少なくとも3月ごろから一部のユーザーに提供が始まっており、現在は50%以上の対象ユーザーがTwemojiでの表示を利用できるようになっているという。今後さらに多くのユーザーにロールアウトしていくとのことだ。
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