ハワイ、2045年までにカーボンニュートラル化を目指す
タレコミ by Anonymous Coward
あるAnonymous Coward 曰く、
ハワイのデービッド・イゲ知事は6日、今後30年間弱でカーボンニュートラルを実現するために三つの法律を制定した。米国内では最も野心的なCO2排出削減と再生可能エネルギー計画となる。ハワイでは海面水位上昇が進めば190億ドルの経済的損失を引き起こすと試算されているという。米メディアによると、パリ協定順守を法制化した州は全米で初めてだという。トランプ政権が1年前にパリ協定から離脱を表明しているがこれに反旗を翻す形となったようだ。
知事はハワイ州全体を2045年までに完全なカーボンニュートラルにする法案(House Bill 2182)に署名した。次に植林資金を提供する法案(House Bill 1986)にも署名、さらに第3の法案として、海面水位がどのように上昇するかを調査・検証するプロジェクト(House Bill 2106)にもサインしたという。
課題としては運輸面が上がっている。ハワイでは物資の輸送を航空機や船舶に依存している面が強く、この問題を解決しない限り、カーボンニュートラル実現は困難だとみられている(FASTCOMPANY、Honolulu Star-Advertiser、毎日新聞、Slashdot)。
ハワイ、2045年までにカーボンニュートラル化を目指す More ログイン