音響機器メーカーの独Behringer、中国メディアによる「模倣」「恥知らず」といったレビューに対し
タレコミ by hylom
hylom 曰く、
音響機器メーカーの独Behringerが、同社製品を「模倣」「恥知らず」などと評して紹介した記事を掲載した中国のWebメディアMidifanに対し警告文を送付、中国の公安機関に通報すると共に刑事訴訟を行うなどと伝えたという(ICON、Midifanによる告知記事)。
問題となったのは、Behringerが5月にイベントで展示していた、著名シンセサイザーやドラムマシンに「インスパイア」されたと見られる製品(ICONによる問題の製品の紹介記事、Synthtopiaの紹介記事)。展示されていた「Rhythm Designer RD-808」や「MS-101」といった製品はそれぞれRolandのTR-808やSH-101に似ているほか、これ以外のメーカーのシンセサイザーに似た製品も展示されていたようだ。
これについてMidifanはこれら製品の紹介記事で「抄袭狗(盗作)」「人不要脸(恥知らず)」といった表現を使って評しており、これがBehringer側の怒りを誘ったようだ。
独Behringerは安価な音響機器を開発・販売しているメーカーで、同社は他社の著名製品に似た製品を多数製品化していることでも知られている。そのため、今回展示されていた製品についても「またBehringerか」といった感じであるが、Midifanは以前Behringerの中国工場で労働者の健康問題などを理由としたストライキが発生したことを報じており、それに対する報復的措置の可能性もあるという。
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