OPPOの「Find X」でも3ベンチマーク対策の不正が発覚

あるAnonymous Coward 曰く、

ベンチマークソフト「3DMark」の開発元であるUL Benchmarksは18日、OPPO製のスマートフォン「Find X」および「F7」において、ベンチマークスコアを押し上げる不正が行なわれていることが発覚したと発表した。今回の不正は海外の媒体「Tech2」が行なった一連のベンチマークにより発覚したそうだ。Tech2がGoogle Playストアで配布されている公開版と、非公開のプライベート版の両方を実施したところ、公開版のほうが37％から40％も高いスコアを示したことから判明したとしている。

ULがOPPOに問い合わせたところ、ソフトウェアの制御で底上げしていたことを認めたという。ULがベンチマークに対して定めている規定でも、OPPOの行った最適化が不正であると結論づけている。3DMarkに特化した最適化問題は、6月にはOnePlus 5で、9月にHuawei製のスマートフォンなどで発覚したばかり。ULはほかの製品と同じように、Find XとF7についてもベンチマークランキングから削除したとしている（PCWatch、iPhone Mania、Engadget）。