独フォルクスワーゲン、最後の燃焼エンジン車を2026年に開発すると発表

あるAnonymous Coward 曰く、

独フォルクスワーゲン（VW）の戦略責任者、ミヒャエル・ヨースト（Michael Jost）氏は、「2026年に、燃焼機関プラットホームを使った最後の自動車の開発を開始する予定だ」とし、「わが社は燃焼機関を段階的に削減し、最低限度まで減らしていく」とも述べている。同社は2015年にディーゼル車での排ガス不正以降、電気自動車（EV）へと戦略を変更した。VWは先月、2023年までに電気自動車などに440億ユーロ（約5兆6000億円）の投資を行うと発表した。

ポルシェ（Porsche）やアウディ（Audi）といった高級ブランドからシュコダ（Skoda）やセアト（SEAT）といった大衆向けブランドまで、さまざまなブランドを展開するVWは、電気自動車モデルを2025年までに現在の6車種から50車種以上に増やすという野心的な目標を掲げている。ただし、Bloombergによると、2050年以降も充電インフラが不十分な地域には、ガソリンやディーゼル車が残る可能性があるという（Yahoo! News、Bloomberg、Slashdot）。