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2018年、米国の二酸化炭素排出量は3.4%も増加

タレコミ by Anonymous Coward
あるAnonymous Coward 曰く、
アメリカは2017年にパリ協定から離脱した。トランプ政権では、国内のCO2排出量は減少傾向にあり、政府による規制は不要であると主張してきた。しかし、ロジウム・グループによる予備調査の結果では、米国の2018年のCO2排出量は3.4%増加しているという。これはこの20年間で2番目に大きい数値だ。中でも米国の電力部門の炭素排出量は1.9%増加している。理由の一つが天然ガスプラントの新設にあるという。2018年はアメリカ国内の電力需要が旺盛で、天然ガス火力発電は、2018年の最初の10ヶ月間で1億6,600万kWhほど増加した。この数字は石炭の発電量の3倍、風力と太陽光の成長量の4倍に当たるとされる。

しかし、それ以上に排出量を増やす要因となったのが交通機関だ。トラック輸送業界の成長でディーゼル需要が3.1%も増加。また、航空需要はジェット燃料需要を3%増加させたという。この結果、ディーゼルおよびジェット燃料の需要は堅調となり、輸送部門は3年連続で米国最大のCO2排出源となったとしている(Ars TechnicaSlashdot)。

おそらくアメリカファーストによる国内生産へのシフトと好景気が引き寄せた結果だと思われる
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