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人工知能

OpenAI、ディープニューラルネットワークで音楽を生成するツールのプロトタイプを公開

タレコミ by headless
headless 曰く、
OpenAIがディープニューラルネットワークにより4分間の音楽を生成するMuseNetを開発し、これを利用した作曲ツールのプロトタイプを公開している(OpenAIのブログ記事The Vergeの記事VentureBeatの記事)。

MuseNetは数十万のMIDIファイルを使用して学習を行っており、音楽のスタイルや楽器、導入部で使用する既存楽曲を指定することで新しい音楽を作曲できるという。公開されている作曲ツールはMuseNetのオプションの一部のみが利用可能で、デフォルトではスタイルでショパンとモーツァルト、ラフマニノフ、レディ・ガガ、カントリー、ディズニーの6種類、既存楽曲で「トルコ行進曲 (モーツァルト)」「交響曲第5番 (ベートーベン)」「Poker Face (レディ・ガガ)」「エリーゼのために (ベートーベン)」「Someone Like You (アデル)」の5曲およびスクラッチで作曲する「None」が選択可能だ。生成結果はOGGファイルとしてダウンロードすることもできる。

Advanced Settingsを使用すると指定可能なスタイルが15種類、既存楽曲が12曲に増え、楽器7種類(ピアノ・ストリングス・管楽器・ドラム・ハープ・ギター・ベース)を指定可能になる。ただし、プロトタイプということもあって、指定した楽器が必ずしも使われるとは限らず、スタイルに合わない楽器を指定した場合は完成度が低下するとのこと。生成される音楽がどのようなものかは実際に聴いていただく方が早いが、単なる変奏曲のようになるものや、リズム感が変なものなど、何とも言い難い出来だ。特にスクラッチから作曲したものには奇妙なものが多い気がする。作曲ツールはブログ記事内に配置されており、5月12日まで利用可能だ。
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