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アメリカ合衆国

「NULL」というカスタムナンバープレートを取得したところ、大量の駐車違反切符を受け取る結果に

タレコミ by headless
headless 曰く、
米国・カリフォルニア州でセキュリティリサーチャーが「NULL」という4文字のみが書かれたカスタムナンバープレートを取得したところ、大量の駐車違反切符を受け取る結果となったそうだ(Mashableの記事)。

「droogie」というハンドルで活動するこのセキュリティリサーチャーは、DEF CON 27でその顛末を発表した。droogie氏はナンバープレート読み取り装置を混乱させることができたら面白いと思って「NULL」を選んだという。安全運転を心がけるdroogie氏はナンバープレート取得後1年間、違反切符を一切受け取ることなく過ごしていた。しかし、登録をオンラインで更新しようとしたところ、情報が正しく入力されていないとして更新を拒否される。その後駐車違反をして違反切符を1通受け取ると、無関係な駐車違反切符が多数郵送されてくることになる。

Hacker Newsでは2016年、「NULL」というカスタムナンバープレートが違反切符発行用のハンドヘルドデバイスをクラッシュさせ、駐車違反切符を逃れたという話が投稿されていたが、今回は逆に正しくナンバープレートが入力されていない違反切符が「NULL」として扱われたようだ。カリフォルニア州交通局(DMV)とロサンゼルス市警(LAPD)に連絡して事情を説明すると、反則金12,000ドル分は取り消されたが、ナンバープレートを変更するよう求められるのみで、システム自体は修正されていないという。その結果、現在も6,000ドル以上の未払反則金が残されているとのこと。

なお、首都ワシントンでは2012年に「NO-TAGS」というカスタムナンバープレートを取得した男性が無関係な違反切符を多数受け取るという問題が発生している。こちらは実際にナンバープレートに書かれていない限り「NO TAGS」と書かないよう違反切符発行担当者に指示することで対応したそうだ。
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