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国連IPCC報告書、近い将来5~7倍のペースで海水温は上昇していく可能性を指摘

タレコミ by Anonymous Coward
あるAnonymous Coward 曰く、
国連の気候変動政府間パネル(Intergovernmental Panel on Climate Change:IPCC)は、約7000もの研究を包括的に分析した結果を報告した。その結果、氷床の融解加速による海面上昇や、海洋生物の個体数減少、天候の不安定化などによって数百万人に影響がおよぶ可能性があると指摘している。

1993年以来、海水温の上昇率は2倍になっており、地球の気温がこのまま上昇し続ければさらに5~7倍のペースで海水温は上昇していく可能性がある。また海水がCO2を吸収すれば、酸性雨と同じように海水が酸性化するため、その場の生態系が危険にさらされるとしている。報告では、これまでは数十年に1度ぐらいの発生だった極端な海水面の上昇が、21世紀末までには常態化すると予測。海抜0m前後の低い土地はちょっとした天候不順で頻繁に浸水するようになり、沿岸地域の住民は避難を余儀なくされる機会が増える可能性が高まるとしている。

さらに、海洋資源の乱獲はその種の個体数が増加するペースを大きく上回り、そこにプラスチック汚染が追い打ちをかけることで、21世紀中に人類が漁れる魚は現在の1/4にまで減ってしまうと警告している(EngadgetnprSlashdot)。
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吾輩はリファレンスである。名前はまだ無い -- perlの中の人

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