米国、44カ所の水道水で永遠の化学物質が発見される

あるAnonymous Coward 曰く、

米環境保護団体EWGによると、全米44カ所の水道水のサンプルを調べたところ、1カ所を除くすべてでパーフルオロアルキル化合物（PFAS）が検されたそうだ。このPFASは分解されないことから「永遠の化学物質」とも呼ばれ、がんや肝機能障害、低体重児の出産といった健康被害をもたらすという。22日に公開された報告書によれば、マイアミ、フィラデルフィア、ニューオーリンズで、パーフルオロアルキル化合物（PFAS）を最高レベルで検出したという。PFASは、テフロンやスコッチガード、消火剤の泡など多数の製品に含まれている（ロイター、Slashdot）。

日本国内でも東京・多摩の水道と米軍横田基地の井戸でペルフルオロオクタンスルホン酸（PFOS）とペルフルオロオクタン酸（PFOA）と呼ばれる有機フッ素化合物が検出されたことが1月、朝日新聞によって報じられている（朝日新聞その1、朝日新聞その2）。