米下院に「NASAに月よりも火星を優先させる」法案が提出される 1
タレコミ by AC0x01
AC0x01 曰く、
超党派からなる米国下院の科学技術宇宙小委員会宇宙分科会は、NASAに有人月探査のアルテミス計画を延期し、代わって火星探査を優先させる法案を提出したという(プレスリリース, SpaceNewsの記事, 宇宙ビジネスの佐藤氏のツィート, 宇宙ライターの秋山氏のツィート)。
この法案には、以下のような内容が含まれているようだ。
・アルテミス計画の2024年有人着陸を2028に延期
・月の優先度を下げ、火星重視に転換
・月の水資源開発は、火星探査の前準備とはみなさない
・建設予定の月ゲートウェイ(宇宙ステーション)は「Gateway to Mars」に改名この法案が実際に成立するかは現状定かではないが、もし成立すれば、コンステレーション計画打ち切り時の混乱再びという事態にもなりかねないかもしれない。NASAとの協調路線を取るJAXAにも大きな影響がありそうだが、どうなるのだろうか?
日本語記事 (スコア:1)
先のツィートをされていた秋山氏の記事が上がっていたので、リンク貼っておきます。
月有人着陸を4年延期、火星有人探査は2033年に。米下院、超党派議員がNASA法改正案を提出 [yahoo.co.jp]