Metran COVID-19 Emergency Ventilator MV20について

pongchang 曰く、

ブー・ホン・ナム駐日ベトナム特命全権大使は駐日ベトナム大使館で20日、人工呼吸器などの医療機器の開発製造・販売を手掛ける株式会社メトラン(埼玉県川口市)が製造した新型コロナウイルス感染症(COVID-19)治療向け人工呼吸器2台の引き渡しを受けた。メトランは1984年創業で、ベトナム出身のチャン・ゴック・フック(日本名：新田一福)代表取締役会長らが設立した。フック会長が世界初の新生児用高頻度振動換気タイプ人工呼吸器を開発し商品化して以降、日本を代表する人工呼吸器メーカーとして業界をリードしている。[VETOJO]

人工呼吸器の技術の発展と共に、メトランの成人用人工呼吸器であるモデル、Compos-Xが獣医医療用に転用されました。このCompos-Xは、10年以上にわたり数百を超える日本やアメリカの獣医科診療機関で成功裏に活用されてきております。 新型コロナウイルスの急速な感染拡大及び人工呼吸器の需要の高まりが世界規模で喫緊の課題となっている中、メトランでは商品ラインナップを見直し、Compos-Xに何ヶ所か変更を加えることで非常に効果的な解決策になると結論に至りました[ニュースリリース1]。
メトランは合意に基づき、すでに詳細な設計データと製造ガイダンスをクロメック社に提供しており、英国での使用許可が下り次第、本年4月中にクロメック社で緊急用人工呼吸器の製造を開始します。クロメック社では8週間で1,000台、12週間で2,000台を製造する計画です[ニュースリリース2]。

参考
人工呼吸器不足、世界で懸念 国内中小・大学も動く 転用視野に動物用増産/設計図を無償提供[日経の記事2020/4/14付]。
天皇陛下が医療機器会社を視察 [日経の昔の記事2012/7/5付]

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