川崎というとこは、トラックに優しくない
タレコミ by Anonymous Coward
あるAnonymous Coward 曰く、
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川崎市の臨海部にはトラックが路上駐車して恒常的に渋滞が発生している箇所があるという。 神奈川新聞の「追う! マイ・カナガワ取材班」が取材したところ、
投稿を寄せた男性によると、夜間から翌朝までトラックがエンジンをかけたまま休憩しているという。「1車線はトラックでふさがり、バス停前や車庫入り口もふさいで渋滞している。警察が追い払ってもすぐに別のトラックが来る。いたちごっこ状態」
路上駐車を行うのはトラックの運転手だが、では、なぜ彼らが路上駐車するかというと
「夜走るので、到着して荷物を降ろすまでの待ち時間に仮眠しないと死んでしまう。これだけの車を止められる場所は(川崎では)路駐しかないんや」
トラックがエンジンをつけたまま路駐する理由は元記事にいくつかあげられているが、ピックアップすると
- 半径3キロ以内にいてほしいけど、近所迷惑になるので近くで止めるな
- 早着も延着も駄目
- エンジンを止められない事情がトラックにある
- 労働基準法を道交法より優先する理由がある
で一言でまとめると、荷主第一主義にあるという。
駐車スペースを用意すれば解決しそうで、実際にトラックの駐車場を整備している県もあるそうだが、
- 荷主側は用意しない
- 川崎市が用意しているところは、20台程度のスペースしかなく、ほぼ満車状態。もう一つは不便なところにある
- 東扇島にはもう土地がなく、新たに埋め立てるか、どこかほかの土地に造るしかない
- 全日本トラック協会は運転手が無料で駐車し、仮眠・入浴・食事ができるトラックステーション(TS)を運営しているが縮小傾向
この記事は後編もあり、記事の最後にこうある。
私もライターとして「何とかしなきゃ」と書き続けている。川崎の路駐写真を見て胸が痛い。大きくなくていいので、10台止められるTSを各地に造っていただけると少し状況が変わると思う。荷主に協力してほしい。荷主は消費者を見て働いている。その消費者に、トラック運転手のことを知ってほしい。
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