ベトナムでは政府がFacebook上で検閲、日本では与党がTwitter上でデマ拡散

あるAnonymous Coward 曰く、

フェイスブック（FB）がベトナム政府の要請に従って、越南共産党指導部に批判的な投稿に対する検閲を行っていたことが判明した。ワシントン・ポストによると、共産党大会を前にFBのザッカーバーグCEOがベトナム政府の要請を受け入れたとのこと。また別の案件として、子供版Instagramの開発を心的悪影響を無視して進めてきたと内部告発された件も話題となっている。

https://www.asahi.com/articles/ASPBV672KPBVUHBI014.html https://www3.nhk.or.jp/news/html/20211026/k10013321551000.html https://www.asahi.com/articles/DA3S15090750.html

FBはこれまでも、差別や暴力を煽るような投稿への対応が不十分であると批判されてきたが、今回更なる問題が判明した形だ。

一方Twitter上では、Dappiを名乗るアカウントがフェイクニュースを活用して“特定野党”を攻撃してきたが、このアカウントを運営する企業が自民党と関係が深いことが判明した。Dappiを運営するワンズクエスト社は社長が自民党本部事務総長元宿仁氏の親戚であることがしんぶん赤旗日曜版によって明らかになった上、同社への自民党からの支出が総計759万円になることも週刊文春によって明らかになった。

どの国の政府もインターネット上の情報操作に神経を尖らせているのが現状だが、そのアプローチ方法が国によってまちまちなのは興味深い話である。

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