米IKEA、食事のためだけに来店する人が増えたのでレストランを改装 47
ソフトクリームとホットドッグを食べるためだけに寄ったことはある 部門より
米国のIKEAでは食事をするためだけに来店する人が増えているため、IKEAは米国内の41店舗すべてでレストランの改装を行うそうだ(The Washington Post、Consumerist)。
米国のIKEAは食品関係の売り上げが前年から8%増加しており、レストランに足を運ぶ人も増加傾向にあるという。改装計画は今後数か月かけて実行され、現在のオープンスペースから3ゾーンに分割した構成になる。3つのゾーンは背の高いテーブルとバースツールを並べた軽食ゾーン、子供を遊ばせながら家族が食事できるファミリーゾーン、クッションのきいた椅子やソファを並べたカフェゾーンとなっており、気に入った椅子などがあればIKEAで購入して持ち帰ることも可能となる。
IKEAに限らず、2015年の米国ではレストランの売り上げが8.1%増加しており、2.1%増加した一般の小売店や、5.8%増加した家具店を上回る。そのため、この時期にIKEAがフードビジネスへ投資するのは合理的な動きとのことだ。