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171082 story
変なモノ

実の父親が、なんと女性に? 15

ストーリー by hylom
「種馬」が牝馬に 部門より

andyff 曰く、

Mirror.co.ukの記事ナリナリドットコムの記事によると、イースト・サセックスのヘイスティングスに住むエミリー・ワイスさん (22) は、子供の頃から家族の中で『(兄や姉とくらべて)自分だけ顔立ちがちがう』という違和感を感じつつ育ったそうです。両親は7歳の時に離婚しました。そして19歳のとき、母のアンさんから「エミリーさんの実の父親は育ての父親とは違う」という衝撃の告白があったのです。アンさん曰く、実の父親のクライブ・ハリソンさんは、背が高く、浅黒いマッチョで、「イタリアの種馬」とのあだ名をつけていたそうです。

2005年、アンさんとクライブさんが偶然再会した際、アンさんは娘の存在をクライブさんに知らせましたが、会うのは21になるまで待ってほしいと懇願しました。エミリーさんが21になりましたが、なかなか連絡がとれず、今年はじめ、アンさんはようやくクライブさんを訪ねることができました。しかし、そこにいたのは、なんと女性として生きているクライブあらためクロエさんでした。この姿で娘には会えないと、かたくなになるのをアンさんが説得。実の父娘の対面が実現したそうです。最初はとても驚いたエミリーさんですが、心底意気投合し、性転換手術を受けるときには付き添うことを約束したそうです。

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  • トリビア (スコア:4, おもしろおかしい)

    by tmkzr (19129) on 2009年12月03日 21時58分 (#1683106) 日記
    ファインディング・ニモで有名になった クマノミ [wikipedia.org]は、 集団で一番大きい個体がメスになり、2番目がオスになります。 この状態でメスが死ぬと2番目のオスが性転換してメスになるのです。 ファインディグ・ニモは母親を失ったニモが父親と再会する話だそうですが (観てない)、生物学に従うなら、ニモの父親はメスに性転換しているはずだ! という冗談をラジオ(サイエンス・サイトーク [tbs.co.jp])で聞いたことがあります。 それを思い出しました。
  • by Anonymous Coward on 2009年12月03日 20時43分 (#1683047)

    結局この父親は過去に1度性転換していて、今後また性転換して男に戻るってこと?

    • by amaterasu (4340) on 2009年12月04日 4時10分 (#1683282)

      今は女装しているだけで、手術は来年受けるようです。

      Clive Harrison was a lipstick-wearing, bewigged transvestite
      ...
      He is now waiting for a full sex change operation, hopefully next year.

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    • by eruchan (2221) on 2009年12月03日 21時31分 (#1683082)

      女性として生きてる(けど、性転換はまだな)父親が、娘と再会して、その後に性転換ってことでは?

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      • イキナリ性転換手術(性別再割り当て手術、SRS)して問題があると取り返しがつかないので、
        昨今ではテスト期間みたいなの(real Life Test)を置くことになっているようです。
        そういう場合、ホルモン療法も様子を見ながら試行されるので手術前でも容姿がいくらか女性化します。

        見極めが必要な例としては、うつ病の人の症状として自分が嫌になった挙句、今の自分とは違う性で生きたいと思い込む事例があるようです。
        仮にそういう人に手術してしまったとすると性転換しても根本原因のうつが改善してないため症状が改善しない上に、
        真の原因が性別の不適合でないのに本来の性の性器を失ってしまうと性欲を解消できなくなって絶望して自殺してしまうことさえあるとか。
        また男性に女性ホルモン療法を施すとうつが悪化する場合もあるのでその意味でも見極め期間や、うつ自身の治療期間が必要になったりもするようです。

        親コメント
        • 余談ですが、性別違和感(身体的なものであれ、社会的な役割分担についてであれ)を抱いている人が
          それを良くないことだと思い(あるいは周囲にそう思わされ)
          殊更生物学的性別にふさわしい行動を取ろうとして却ってストレスを貯めちゃって症状が悪化するようなこともあるような気がしています。

          性転換まではしない女装関係の知り合いでも、女装に辿り着くまでに格闘技に打ち込んでしまった人とか、ボディビルやっちゃった人とかいます。
          まぁだから「イタリアの種馬」氏も案外そうだったりしたのかなーとちょっと思ってみたり。

          職場のフランス人に言わせると:
          ・「男性は女性を見たら声をかけてみるのは挨拶みたいなものだ。」
          ・「フランス人よりもっとタラシなのはイタリア人。」
          らしいので「男性らしくあらねば!」と悩んでいたら種馬化しても不思議ないかもなーと。

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          • by Ryo.F (3896) on 2009年12月03日 23時52分 (#1683204) 日記

            性転換まではしない女装関係の知り合いでも、女装に辿り着くまでに格闘技に打ち込んでしまった人とか、ボディビルやっちゃった人とかいます。
            まぁだから「イタリアの種馬」氏も案外そうだったりしたのかなーとちょっと思ってみたり。

            イタリアの種馬Italian Stallionと言えば、ロッキー・バルボアRocky Balboaのあだ名ですね。格闘技をやってたとしたらボクシングかな。

            そーいえば、飲み屋に行った時、カウンターの中にお姉さん…と思ったら、実は人科雄で、前職は競輪選手で娘も居る、って話だった。

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            • イタリアの種馬 (スコア:2, 参考になる)

              by doda (31157) on 2009年12月04日 3時11分 (#1683279) 日記

              イタリアの種馬Italian Stallionと言えば、ロッキー・バルボアRocky Balboaのあだ名ですね。格闘技をやってたとしたらボクシングかな。

              ああ、なるほど。原文 [mirror.co.uk]には

              she immediately began to search for the tattooed boxer who had moved to Australia before her mum could tell him she was pregnant.

              とあるので、確かにボクサーだったようですね。

              イタリア人なのになぜ(イタリアに帰らずに)オーストラリアに移住したのかとか、そもそも

              his home town of Herne Bay in Kent

              とあるので英国人じゃないのかとか色々疑問だったのですが、納得しました。

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            • by Anonymous Coward

              直訳するから身も蓋もないあだ名に見えるけど、実際のところ「浪速のロッキー」的なあだ名なんじゃないか。

      • by hishakuan (32621) on 2009年12月03日 21時54分 (#1683102) 日記

        病床にある恋人の女性が父親だと告白するマンガを思い出した。
        バトーの恋人が爺さんで、ってのもあったな。

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    • by Anonymous Coward

      うん、俺も理解できないんだが・・・。

      • by Anonymous Coward on 2009年12月03日 22時07分 (#1683112)

        7歳のときに離婚したのは「育ての父親」なのか「実の父親(クライブ)」なのかもぱっと見よくわかりません...。

        元の英文も微妙に分かりにくいのですが。

        But she continued to see the man she thought was her father but wasn’t, even after her parents divorced when she was seven.

        一文の中に名前なしの代名詞だけで複数人が出てくるのは混乱の元なのでありえません。どうやら離婚したのは、育ての父親の方のほうっぽいです。それを決定づけるのが次の一文。

        Unknown to him mum had been having an affair with Clive behind his back when she was in her 20s.

        母親がまだ20代の時に隠れてクライブと不倫(affair)していたと。バレなかったので「育ての父親」も知らなかったんですね。本人に言えなかったのもそのせいかもしれません。
        バレたのかバレなかったのかは不明ですが結局エミリー7歳の時両親は離婚。

        # このタレコミ文章どうなん?ってときはほぼそのまま掲載されるのに
        # 元々よくできていたタレコミ文があちこち直された挙句劣化して掲載されるとかもあるのだけれど
        # どういう基準で直しているんですhylomさん?

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  • by Anonymous Coward on 2009年12月03日 22時26分 (#1683131)

    俗に言う性同一性障害やそれに近いものをもつ人の場合、成人してそれなりの年になるまで、自分のもっている問題の本質に気づけなかったとか、気づいていてもそれを克服しようという試みに踏み出すことができなかった、というのはよくあることで、それまでに結婚して子どもができてしまっていた、という人もたくさんいます。したがってこの記事のようなケースも決して珍しくないし、毎年世界各地で多発してるんだと思うのですが、なぜ記事になっちゃったんでしょうね。
    まあ“性同一性障害”自体が珍しいっちゃあ珍しいのかもしれませんが、15年前ならいざ知らず、今どき珍しがってるだけってのもそれはそれでどうなの? と思う次第。

    • by Anonymous Coward

      スラドが15年遅れだということでは?

      #ひさびさに来て「これがスラドなの?サイト間違えた?」と本気で思ったほど。

  • by Anonymous Coward on 2009年12月04日 8時30分 (#1683312)

    最初はとても驚いたエミリーさんですが、心底意気投合し、性転換手術を受けるときには付き添うことを約束したそうです

    で、性転換前の最後の牝馬になるわけですか?

    #20年目で初めて出会った場合、近親の忌避感は働くんだろうか。

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コンピュータは旧約聖書の神に似ている、規則は多く、慈悲は無い -- Joseph Campbell

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