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テクノロジー

フランスの水上バイクチャンピオン、ホバーボードによる飛行距離の世界記録を大幅に更新 22

ストーリー by headless
飛行 部門より
フランスの水上バイクチャンピオン、Franky Zapata氏がホバーボードによる飛行距離の世界記録を大幅に更新したそうだ(Guinness World Recordsの記事The Vergeの記事[1][2]テスト飛行の模様)。

これまでの世界記録は、カナダの発明家Catalin Alexandru Duru氏による275.9メートル。Zapata氏は4月30日、自らが率いるZapata Racingで開発したホバーボード「Flyboard Air」を使い、南仏ソセ・レ・パンの海岸でテスト飛行を実施。モーターボートや水上バイクに伴走され、水面から50メートルほどの高さを2,252メートル飛行したとのこと。Zapata氏の記録はギネス世界記録に認定された。

Duru氏のホバーボードがドローンで使われるようなプロペラを使用しているのに対し、Flyboard Airはターボエンジンを使用しており、最高高度1万フィート、最高時速150キロメートルで飛行可能だという。Zapata氏は水上バイクの水圧で空を飛ぶフライボードの発明者だが、Flyboad Airは独立した推進ユニットを搭載する初の製品になる。ただし、現在はまだプロトタイプの段階であり、2016年中に販売する計画はないとのことだ。


ギネスに挑戦したテスト飛行の模様

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  • 日本で普通にターボエンジンというと、ターボ過給器付きレシプロエンジンだと思うのだけど、これはターボジェットエンジンに見えるよ。

    • 元のニュース記事では"jet-powered hoverboard"と書いてあるように
      これは"ジェット推進のホバーボード"ですね

      ターボ: 内燃機関(エンジン)の効率を上げるオプション装置
      ジェット: 気体の噴射の反作用で進む仕組み
      プロペラ: 羽で風を起こしてその反作用で進む仕組み(ジェットには含めない)

      ですので、タレコミ文は、Duru氏のホバーボードはプロペラ、Flyboard Airはジェット推進、
      と推進方法が違う、と書くほうが親切だったように思います.
      そうしないとその後の文章,つまり推進ユニットの話につながりませんし
      ここでエンジンの話を持ちた出すと,余計に読みにくい文章になります

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    • by BIWYFI (11941) on 2016年05月03日 18時08分 (#3007104) 日記

      インタビューでは、作成当人が「ターボエンジン」と称してるので、カナダじゃ日本と違ってターボエンジンの定義が曖昧なのかも知れない。
      日本では、ターボと言えばターボ車を連想するけど、カナダではそれほど普及して無かったんじゃないかな?
      ま、当人はジェットエンジンの事しか頭に無かったから、独自の略称で呼んでた可能性も高いけど。

      トピックを書く際には、正確な意訳が望ましいけど、手間を考えると頻出語で代替するのも止む無しだと思う。ま、typoの一種と思ってれば?

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      • by Anonymous Coward

        そういやアッチだとガスタービン機関車をターボトレインとか言うね。
        まあ、語源的に日本のイメージよりあっちの方が正しいんだからそれでいいと思うが。

  • by Anonymous Coward on 2016年05月03日 15時16分 (#3007058)

    エンジンの音が聞きたい

    • by Anonymous Coward

      JetCatの音聞いときや。
      あれを4発積んでるんやろ。

  • by Anonymous Coward on 2016年05月03日 14時41分 (#3007047)

    1万フィート=3048mで飛行可能な事と、1万フィート=3048mに飛行到達可能な事は、大きく異なる。
    「We have four engines inside, and the power is 250 horsepower each. It’s about 1,000 horsepower total.」で示される様に、あの小さなボディーで燃料(ケロシン)バカ食いで、多少の余裕があるにせよ、水平飛行2252mが精々だったのだろう。

    • 大抵のジェットエンジンがターボファンジェットエンジン化され、ヘリコプターが巨大なプロペラを回しているのは、推力が吸排気速度差に比例するのに対し、必要エネルギーが排気速度の自乗-吸気速度の自乗に比例する為、可能な限りの大量の空気を少し加速する方が必要エネルギーが少なくて済む為である。
      二人乗り小型ヘリコプター ロビンソン R22が僅か124馬力で済むのに対し、この「Flyboard Air」は1000馬力もの出力を有すると主張している。
      1000馬力と言えば、零式艦上戦闘機並み、M1エイブラムス戦車の2/3規模であり、如何に馬鹿げた出力=燃料大量消費による短飛行時間であるかを示す。
      結局燃費を良くし、飛行時間を延ばす為には、可能な限り大きなファンを使うしかなく、その原動機にガスタービンを選択する可能性はあっても、純ジェットエンジンリフト方式に先はない。

      # 自己レス御免

      • オモロイことやってますね、でいいんじゃないか。
        開発者当人だってわかってるでしょ、その程度の理屈。

        # なんかの映画に登場するか

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      • by Anonymous Coward

        小さくしたくて、そのために非効率なターボジェット採用なんでしょうね。

        怪人二十面相みたいにヘリコプターを背負うのはカッコ悪いから、ちょっと前なら背中に背負ったジェットパックの推進部を見た目のかっこよさのために足の下に敷いてホバーボードでござい、ってわけですから。
        # 排気でやけどしないためには足の下に置くってレイアウトは合理的なのかな?

        B5サイズで35万円のノートPCが生き残っているように、そういうニッチもあるんじゃないですかね。

        • by Anonymous Coward

          試作品だってのもあるだろ。
          明らかに推力が過剰だから、本気で製造するつもりなら、そこそこのトコロに落とし込むだろ。

  • by Anonymous Coward on 2016年05月03日 15時23分 (#3007060)

    飛行とはこれいかに

    • by BIWYFI (11941) on 2016年05月03日 19時12分 (#3007125) 日記

      はっきり言って、上方投影面積がボードサイズのVTOL機だよね。
      開発者は、将来雲の中に飛び込みたいとか言ってるし、これじゃ既に航空機だ。

      ホバーボードの定義を、地表効果等の地面(水面)からの反発力で浮上する、人一人が運搬可能な乗り物に変更するべきじゃないかと思う。

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      • by Anonymous Coward

        車輪で走る奴にホバーボードって商品名つけるの禁止してから言うべきだと思う。

      • by Anonymous Coward

        一昔前は「フライングプラットホーム」と言いませんでした?

  • by Anonymous Coward on 2016年05月03日 18時22分 (#3007111)

    結局落下の危険のために水上で使うのなら、ホバークラフト的なもので良くない?
    1メートルは一命取るじゃないけど、半端な高さだからパラシュートも開けないし翼もないから滑空も出来ないし・・・

    あ、これ自体がパラシュートの代替を目指すようなものなのか?

    • by BIWYFI (11941) on 2016年05月03日 19時20分 (#3007128) 日記

      当初はパラシュート搭載も考えたけど、200mから落下しても無事だったから「落っこちたら気合で頑張れ」って仕様みたい。
      数十メートルじゃ、パラシュートは行動を阻害するだけで減速効果は期待出来ないしね。

      姿勢にも寄るけど、人間は50m程度でほぼ終端速度に他するから、着地(着水)姿勢を上手く保つと重篤な事故にはならないみたい。

      実際、スカイダイビングでパラシュートが開かなかった事故でも、結構生存者は居る。
      落下中は極力速度を殺し(スカイダイビングでは基本中の基本動作)、着地時に衝撃を分散する(パラシュートは地上付近では邪魔になるから切り離すのが通例)と、意外に生存出来るっぽい。

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      • by Anonymous Coward

        > 着地(着水)姿勢を上手く保つと重篤な事故にはならないみたい。
         
        あー、昔のロシア軍でも同じ事言ってた人知ってる。
        さらに地面に雪積もってたらぜんぜん大丈夫ですよね。

        • by Anonymous Coward

          ※ただし凍結していない新雪に限る

    • by Anonymous Coward

      運が良ければ重篤な事故にならないだけで、落ちどころ打ちどころによるよね。
      サーフィンとかパラセーリングとか何でもそうではあるが。

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