ネスレのチョコレート菓子「
KitKat」の絵文字をUnicodeに追加することを求めるキャンペーンがChange.orgで展開されており、KitKat公式Twitterアカウントなどが賛同を呼びかけている(
Change.org — キャンペーンページ、
TNW Newsの記事、
プロモーション動画)。
この絵文字「The Break Emoji」はKitKatを2つに折った形(
/'\ )を図案化したものだ。KitKatのキャッチフレーズ「Have a break, have a KitKat」の「break」ということらしい。ユニコードコンソーシアムには提案済みとのことで、賛同者を集めて採用を促すねらいのようだ。キャンペーン開始者は「KITKAT The Break Emoji」となっており、ネスレが表立って動いてはいないが、各ソーシャルメディアのKitKat公式アカウントがキャンペーンを宣伝し、賛同を求めている。
企業が自社に関連する絵文字の登録を求めたキャンペーンをChange.orgで行うのは今回が初めてではないという。昨年はTaco Bellが
タコスの絵文字をUnicodeに登録すべくキャンペーンを行い、今年6月のUnicode 8.0 updateで追加されている。また、Durexはコンドームの絵文字追加に関する提案をユニコードコンソーシアムに送る計画を明らかにしている。
TNWではUnicodeを宣伝の場所にすることを批判しているが、KitKatの絵文字案はタコスやコンドームよりもはるかに企業色が強い。みなさんはどう思われるだろうか。