フランスの水上バイクチャンピオン、ホバーボードによる飛行距離の世界記録を大幅に更新 22
飛行 部門より
これまでの世界記録は、カナダの発明家Catalin Alexandru Duru氏による275.9メートル。Zapata氏は4月30日、自らが率いるZapata Racingで開発したホバーボード「Flyboard Air」を使い、南仏ソセ・レ・パンの海岸でテスト飛行を実施。モーターボートや水上バイクに伴走され、水面から50メートルほどの高さを2,252メートル飛行したとのこと。Zapata氏の記録はギネス世界記録に認定された。
Duru氏のホバーボードがドローンで使われるようなプロペラを使用しているのに対し、Flyboard Airはターボエンジンを使用しており、最高高度1万フィート、最高時速150キロメートルで飛行可能だという。Zapata氏は水上バイクの水圧で空を飛ぶフライボードの発明者だが、Flyboad Airは独立した推進ユニットを搭載する初の製品になる。ただし、現在はまだプロトタイプの段階であり、2016年中に販売する計画はないとのことだ。