北朝鮮、ついには選挙も「有料」に、秘密選挙・自由選挙はおろか(納税額で差別しない)普通選挙も行えず
秘密選挙:投票内容の非公開が保証される選挙。
自由選挙:複数の候補者で選挙戦を争い、立候補に当たって当局が事前の資格審査をしない選挙。
普通選挙:若干の例外を除き全ての成人が選挙権を行使できる選挙。対比語は制限選挙。
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秘密選挙:投票内容の非公開が保証される選挙。
自由選挙:複数の候補者で選挙戦を争い、立候補に当たって当局が事前の資格審査をしない選挙。
普通選挙:若干の例外を除き全ての成人が選挙権を行使できる選挙。対比語は制限選挙。
World Wide Webが提案されて今年で30年となるのを記念して、CERNが初期のWebブラウザー/エディター「WorldWideWeb」を現代のWebブラウザー上で実行できるよう再構築し、公開している(CERN 2019 WorldWideWeb Rebuild、 The Registerの記事、 WorldWideWebブラウザー)。
現在発見されている最も古い(かつ唯一の)WorldWideWebのソースコードは1991年の著作権表示のあるバージョン0.15。このソースコードをコンパイルすることはできないものの、「prerelease b of version 0.13」というバージョンのバイナリーが残っており、博物館にあるNeXTコンピューター上で実行できたという。さらに1994年の著作権表示があるlibwwwベースのNexus バージョン2.02のバイナリーを加え、ソースコードとアプリケーションの機能を突き合わせて調査したそうだ。
再現されたWorldWideWebはJavaScriptとReactを用いて書かれており、メニューの「Document→Open from full document reference」でURLを指定すれば任意のWebページを表示できる。リンク先のページを表示するには、リンクをダブルクリックすればいい。表示したドキュメントは直接編集可能だ。WorldWideWebが認識する26種類の「タグ」は多くが現在のHTML文書でも使われているが、現在は使われていないものもある。「エレメント」という言葉はまだ使われていない。また、スタイルシートの仕組みも用意されているものの、現在のCSSとは異なるものだ。
米食品医薬品局(FDA)は19日、老化に伴う症状などの治療を目的として行われる若いドナーの血液から分離した血漿の成分輸血について、効果が確認されていないだけでなく危険も伴うとして注意喚起した(FDAの声明、 安全情報、 The Vergeの記事、 Ars Technicaの記事)。
マウスによる実験では若いマウスから血液を輸血することで幹細胞が活性化するなどの効果が確認されているものの、FDAの認める臨床試験等は行われておらず、治療効果も安全性も確認されていない。血漿の成分輸血については投薬や病気による凝固因子を補うための治療法が確立しており、FDAでは治療効果がリスクを上回るとして承認している。それでも血液製剤に病原体が含まれるリスクは排除できず、血漿の成分輸血ではアナフィラキシーショックを含むアレルギー反応や急性肺傷害、呼吸困難等を引き起こす可能性もある。
一方、若いドナーの血漿を成分輸血することによる治療効果は確認されていないにもかかわらず、このような療法を行うクリニックは増加しており、数千ドルを払ってでも治療を受けたい患者は悪徳業者の食い物にされているという。これにより、実際に効果のある治療法から患者を遠ざけることにもつながりかねない。FDAでは今後も注視を続け、必要があれば州当局などと協力してさらなる対策を講じるとのことだ。
スピントロニクス(固体中の電子が持つ電荷とスピンを利用したもの)によるマイコンとよべるものの実装に東北大が成功したとの発表が記事になってました。詳しいところは元ソースをあたっていただくとして、この待機電力不要のチップが出来てくると組み込み系の世界が変わっちゃうんじゃないかとワクワクしています。
沖縄美ら島財団総合研究センターが、リュウグウノツカイの人工授精と人工孵化に世界で初めて成功したと発表した (FNN)。同研究センターによると、定置網にかかっていた全長およそ 3 m のリュウグウノツカイ 2 匹から精子と卵子を取り出し、人工授精に成功。卵からおよそ 20 匹が孵化した。稚魚は全長およそ 7 mm まで成長し、特徴である長く伸びた背びれも確認されたが、その後、19 日までにすべて死んでしまったという。
同研究センターは、今回の飼育で得られた情報をもとに、さらに研究を進めるとのことだ。
欧州の電波望遠鏡ネットワーク「LOFAR (low frequency array)」が 2 月 19 日、これまで発見されていなかった数十万個の銀河の宇宙地図を発表した (AFPBB)。研究では北半球の空の一部を観測し、遠方銀河からと思われる未知の電波源 30 万個を発見した。銀河同士の合体から放射された電波の「ジェット」も見つかった。今回新たに発見されたジェットは数百万光年にわたって伸びている可能性がある。パリ天文台の天文学者 Cyril Tasse 氏曰く、「最初の観測画像を目にした時、『これは何だ?!』となった。これまで見ていた画像とは全く異なっていた。」
LOFAR は欧州 7 か国に設置された低周波電波アンテナのネットワークで、周波数帯域 10〜240 MHz の直径 1,300 km のパラボラアンテナに相当する (天文学辞典»LOFAR、国立天文台の「電波望遠鏡群」解説ページ)。
今回作成された宇宙地図の範囲は全天の 2% に過ぎない。今回の宇宙探査を実施した国際チームは発見について、ブラックホールの物理学や銀河団の進化の仕組みなど宇宙の最も深遠な謎に、文字通り新たな光を当てるものだとしている。
ドワンゴの「テクテクテクテク」は売上高900万円に対し、営業赤字が8億600万円。サイバーエージェントもコロプラもDeNAも微妙な感じだという。
欧米で猛威を奮っている麻疹だが、麻疹ウイルスがなぜこれほどまでに危険なのか、アメリカの大手総合病院メイヨー・クリニックの分子生物学者ロベルト・カッタネオ氏が WIRED の記事で解説した。カッタネオ氏によると、麻疹ウイルスが危険な原因は 2 つある。1 つ目は、ウイルスが身体の免疫機能をリセットしてしまうことだ。口や鼻から吸い込まれたウイルスは、まず「肺胞マクロファージ」に感染する。肺胞マクロファージには麻疹タンパク質の受容体があるため、ウイルスはこれに乗って最寄りのリンパ節まで運ばれてしまう。リンパ節には過去に感染した病原菌を記憶し抗体を作る細胞があるが、ウイルスはこれに乗り移り、増殖しながら抗体データベースを破壊してまわる。カッタネオ氏の推定によると、感染してから 1 週間で免疫システムの半分以上がダウンしてしまうという。したがって、麻疹の感染者は他の感染症に脆弱になり、長期的後遺症も残りやすい。
2 つ目の危険性は強力な感染力だ。ウイルスに感染したリンパ節の細胞は循環器系に戻り、気管上部の内壁組織に残留する。ここにはウイルスに感染した細胞と結合する特殊な受容体が存在するため、ウイルスは細胞間の緊密な結合を利用して気管全体に蔓延していく。感染の速さは他の呼吸器病原体の 10 倍に達する。気管から剥がれ落ちたウイルスは咳を利用して容易に飛び出し、2 時間以上もその場にとどまる。地下鉄の中で感染者が咳をすれば、免疫のない乗客の 10 人に 9 人は感染するという。
極めて危険な麻疹ウイルスだが、有効な対策はある。保健当局が安全性と有効性にお墨付きを与え、1 歳以上の全ての人に向けて推奨しているワクチンだ。ワシントン州クラーク郡では、2019 年 1 月 1 日以降の発症者が 54 人を超え、麻疹ワクチンの需要が前年同期比で 500% 増加したという。ワクチンの接種に及び腰だった人々も徐々に科学的な対策を受け入れ始めているようだ。
TSMCで、nVIDIA向け製品を生産しているFab14(12nm/16nmプロセス)でフォトレジスト材の不良が見付かり、生産中のウェーハー数万枚を破棄した。損害額は5億5000万ドルに及ぶ。
米国のドナルド・トランプ大統領は19日、宇宙軍を設立するための宇宙政策指令4に署名した ( ホワイトハウスの記事[1]、 [2])。
宇宙政策指令4では国防長官に対し、米国で第6番目の軍として宇宙軍を設立するために必要な法案の策定を求めている。宇宙軍は当初、空軍省配下として設立されるが、将来的には宇宙軍省を設立して配下に入れる計画だ。米軍では1947年に空軍が設立されたのを最後に、70年以上にわたって新しい軍は設立されていない。それから世界は大きく変化しており、宇宙軍の設立は21世紀の戦闘環境に備えるために不可欠だという。米国は力を通じた平和を常に追求しており、米国は宇宙軍を設立することで同盟国と協力して宇宙の平和を確固たるものにするとのことだ。
オーストラリア政府は、グレートバリアリーフにある島に生息していたネズミの仲間「ブランブルケイ・メロミス」が絶滅したと発表した。海面の上昇によって、生息地であるサンゴ礁帯が浸水したことが原因だとし、温暖化の影響で哺乳類の絶滅が確認された初めての例だとしている。
海面の上昇によって島ではたびたび浸水が発生していて、10年ほど前には、数十匹が生息しているとみられていましたが、ここ数年は確認されていなかった。世界自然保護基金は海面の上昇や生息地の変化などによって温暖化の影響を受ける絶滅危惧種の動物は3000種近くにのぼるとして対策を呼びかけている。
Appleは、「iPhone」や「iPad」「Mac」という複数のハードウェアを出しているが、これらいずれかのアプリを開発するだけで、すべてのデバイス上でアプリを動作できるようにしようと計画しているらしい。開発コード名:「Marzipan」と呼ばれており、実現した場合、開発者は作成したアプリをプラットフォームごとにアプリストアに登録しなくても済むようになる。つまり、「App Store」が一本化され、ユーザーはMacから直接「iOS」向けのアプリをダウンロードできるようになるとしている。
その一方でTim Cookは、MacとiPhoneの両方が共有できるオペレーティングシステムの構築には取り組んでいないと過去のインタビューでこの憶測を否定している。同様の試みはWindows 10で行われたが、その結果、ユーザーに多くの妥協を求める結果となった。私はユーザーの多くはiOSとMac OSの統合は望んでいないだろうと答えている(Bloomberg、CNET、The Sydney Morning Herald、Slashdot)。
https://www.yomiuri.co.jp/national/20190221-OYT1T50129/
https://www.nikkei.com/article/DGXMZO41543080R20C19A2MM0000/
自衛隊の軽装甲機動車や装輪装甲車などを開発してきた小松製作所(コマツ)だが、採算が取れないことから、今後は自衛隊車両の新規開発事業を行わない方針であることが明らかになった。
同社の防衛省との契約額は2017年度で約280億円と業界7位。2002年度に配備開始された軽装甲機動車は約2000両が生産されるなど、予算削減が進む近年では稀にみる大量調達となり、イラク派遣などで自衛隊の顔として活躍した。しかし今回、防衛省から軽装甲機動車のモデルチェンジを打診されたものの、利益が見込めないとして断ったとのこと。
防衛産業は死の商人として儲かるイメージがあるが、実際には開発費の割に売り上げは限られ、さらに技術やラインの維持にもコストが割かれるとのことで、採算が合わない仕事を国防のためという責任感で続けているとも言われている。コマツのような大手の事業中止は異例の事態とのことだが、他の会社も後に続くのかもしれない。
あつくて寝られない時はhackしろ! 386BSD(98)はそうやってつくられましたよ? -- あるハッカー