イーロン・マスク曰く、進化したAIがソーシャルメディアを操り始める日は近い 65
進化 部門より
マスク氏によれば、初歩的なボットを超えて進化したAIがソーシャルメディアをまだ操っていないとしても、そうなる日は遠くないとのこと。そのため、匿名ボットのスウォームを注視すべきだという。それらが急速に進化していくなら、何かが起こっているとのことだ。
アナウンス:スラドとOSDNは受け入れ先を募集中です。
hylom曰く、
フェラーリやマセラティといった自動車や鉄道車両などのデザインに携わった工業デザイナー、奥山清行氏の設計したガンプラ「HG 1/144 ガンダムG40 (Industrial Design Ver.)」が12月に発売される(電撃ホビーウェブの記事、 商品情報)。
おおまかなデザインは既存のガンダム (RX-78-2)を踏襲しているが、全体的に丸みを帯びたシルエットになっている。
AppleがiOS 13.1/iPadOS 13.1でイカや算盤などの絵文字を修正している。これらの変更はmacOS 10.15 Catalinaにも含まれる予定とのこと(Emojipediaの記事、 The Vergeの記事、 Mac Rumorsの記事)。
Appleのイカの絵文字はこれまで(イカが普段上を向けている側を表とするなら)裏側にあるべき漏斗が目と目の間に描かれており、変な鼻のようになっていると指摘されていた。iOS 13.1では全体のデザインはそのままに漏斗が削除されている。
一方、算盤(abacus)の絵文字はこれまで珠が2:4に分けられており、さらに串の向きが水平になったもので、歴史上使われたことのないデザインだと批判されていた。iOS 13.1では珠が1:4、串が垂直になり、日本で使われているものと同様のデザインに変更された。
このほか、タコには腕(足)の手前の2本に吸盤が追加され、蚊は脚の数が5本から6本に、ジグソーパズルはピースの色が青から緑に変更されており、各種スマイリーと組み合わせるハートは赤いハートの絵文字と共通のデザインに変更された。Appleの絵文字では男性の人魚(merman)が以前から三叉の矛を右手に持っていたが、iOS 13.1では女性の人魚(mermaid)にも三叉の矛が追加され、共通のデザインとなった。
Appleのタコの絵文字は腕が4本の漫画風デザインが以前から使われている。iOS 11.1ベータではいったん本物のタコに似せたデザインに変更されたが、ファイナル版では元のデザインに戻されたそうだ。ジグソーパズルの色変更について、Emojipediaでは青いジグソーパズルのピースをロゴに使用する団体と意図せず関連付けられることを避けたとみている。
headless曰く、
米国防総省Defense Media Activity傘下のDefense Visual Information Distribution Serviceの公式Twitterアカウント(@DVIDSHub)が21日、無許可でエリア51への侵入を試みる人々への爆撃を示唆するツイートを謝罪した(DVIDSHubの謝罪ツイート、Ars Technica、Air Force Times)。
問題のツイートは20日に企画されていたエリア51突入イベント「Storm Area 51」に対するもので、エリア51に侵入を試みるミレニアルが最後に見るものとしてB2ステルス爆撃機の写真を添えて投稿された。しかし、たとえ不法行為であっても米軍が民間人を爆撃すると示唆したツイートは強く批判されることになる。DVIDSHubは翌21日までにツイートを削除し、国防総省の見解を反映するものではないなどとして謝罪している。
なお、エリア51突入は主催者が中止を発表してイベントはラスベガスで開催されたが、それでもおよそ75名がエリア51のゲートに集まり、2名が拘束されたとのことだ(Air Force Timesの記事[2])。
headless曰く、
Windows 10バージョン1903(May 2019 Update)では9月の累積更新プログラムKB4515384(ビルド18362.356)の適用により、スタートメニューやデスクトップ検索機能の問題発生が報告されていたのだが、修正や回避策が提供されないまま解決済みとマークされた(Windows 10リリース情報、Neowin)。
報告されていた問題はスタートメニューが表示されない、「Critical Error」というダイアログボックスが表示される、スタートメニューやタスクバーからの検索で結果が表示されない、といったものだ。KB4515384をアンインストールすると復旧し、再度インストールすると再発するといった報告も出ていた。
しかし、Microsoftではユーザーに大きな影響を与える問題を見つけることができなかったという。そのため、この問題に解決済みとマークする一方、今後も注視を続けるとのこと。問題が発生したユーザーにはフィードバックHubでの報告と、「検索とインデックス作成」トラブルシューティング(設定→更新とセキュリティ→トラブルシューティング)の実行を推奨している。
この問題が発生した環境はごく一部のようで、手元の環境でも発生しなかった。この問題を目撃した方はスラドの皆さんの中におられるだろうか。
headless曰く、
ドイツ・フランクフルトの上級裁判所は23日、宿酔(二日酔い)は病気であり、サプリメント食品に宿酔の予防・軽減効果があると表示することは不当との判断を示した(プレスリリース、DW、B.Z. Berlin、The Local)。
この裁判は2種類(粉末と液体)のサプリメントを宿酔の予防や軽減に効果があると宣伝・販売する被告に対し、宣伝が不当表示にあたるとして業界団体が訴えていたもの。一審の地方裁判所が原告の主張を認める判断を示したため、被告側が上訴していた。
上級裁判所では「病気」の概念を幅広くとらえるなら、軽微なものや一時的なものを含めた身体の機能不全であるとの見解を示す。だるさや吐き気、頭痛といった宿酔の症状はアルコールという有害物質の摂取により引き起こされた病気であり、被告側の証拠でも被告が宿酔を病気とみなしていたことが明らかだという。ドイツの食品情報に関する法令では、食品に病気の予防や治療の効果があるとの印象を与えるような表示を直接的・間接的にかかわらず禁じていることから、サプリメント食品に宿酔予防・軽減効果を表示することは不当表示にあたると判断した。
Googleは19日、インターネット接続環境なしで利用可能な「Googleアシスタント」のサービスをインドで開始した(Google India Blogの記事、 Android Policeの記事、 SlashGearの記事、 Ars Technicaの記事)。
このサービスはVodafone Ideaとの提携により実現したもので、Vodafone IndiaまたはIdeaの携帯電話回線からトールフリー番号に電話をかけるだけで利用できる。言語は英語とヒンディーに対応し、利用料金は無料。ただし、Googleアカウントとは結び付けられていないため、利用できるのは一般的な質問に答えてもらうことだけのようだ。
なお、インドでiOSを上回るシェアを獲得しているKaiOSではGoogleアシスタントアプリが提供されており、フィーチャーフォンでもインターネット接続を使用するGoogleアシスタントが利用可能となっている。
headless曰く、
英内務省が英国時間17日23時45分(日本時間18日7時45分)まで実施したパブリックコメント募集の複数の設問で、相反する回答を同時に選択可能な状態になっていた(Register、パブリックコメント募集ページ)。
パブリックコメントは銃器所持の許可証を発行する警察向けのガイドライン改定に関するもの。各変更点に合意するかどうかを5段階~6段階で尋ねる設問が4問あり、うち2問はラジオボタンが使われているのだが、あとの2問はなぜかチェックボックスが使われているため、合意と非合意を同時に選択可能だ。問題の設問は問6(許可証発行にあたって健康状態の確認が公共の安全を向上させるか)と問12(新ガイダンスのドラフトが許可証所持者の利益と公共の安全を維持する必要性のバランスをとったものになっているか)の2問。入力内容の確認も行われていないようで、複数の選択肢にチェックが入っていてもそのまま受け付けられる。また、すべての設問に未回答の状態でも受け付けられた。
headless曰く、
英国人洞窟探検家のバーノン・アンスワース氏を「pedo(小児性愛者)guy」と呼ぶなどして告訴されたイーロン・マスク氏が、自身が育った南アフリカでは「pedo guy」は単なる侮辱の言葉であり、アンスワース氏を小児性愛者だと糾弾したつもりはないと主張しているそうだ(Guardian、Mashable、Reuters、BuzzFeed News)。
マスク氏は昨年7月、水没したタイの洞窟に取り残された少年サッカーチームの救出のために潜水ポッドを開発したが、使われることはなかった。救出活動にあたっていたアンスワース氏の批判に腹を立てたマスク氏は、アンスワース氏に向けたとみられるツイートで「pedo guy」と呼んで批判される。マスク氏はアンスワース氏に謝罪したものの、アンスワース氏が12歳の子供と結婚するためにチェンライに引っ越したなどとする根拠不明なマスク氏の主張が9月になってBuzzFeed Newsに掲載され、事実でないなら訴えないのはおかしいなどと挑発したため告訴された。マスク氏側は単なる悪口だと主張して棄却申立を行ったが、判事は謝罪後の主張が事実と信じていることを示すとして申立を却下していた。
マスク氏の弁護士が16日に裁判所へ提出した文書によれば、マスク氏は子供時代を過ごした南アフリカ共和国で「pedo guy」は「pedo guy」は「creepy old man(気味の悪い老人)」と同義語であり、相手の外見や態度を侮辱するもので、文字通り小児性愛者を示しているわけではないとも主張しているとのこと。BuzzFeed Newsの記事に関しては、マスク氏が雇った私立探偵による調査結果をうのみにしたものであり、オフレコとしてBuzzFeedの記者に伝えたところ、勝手に記事にされてしまったと述べているという。BuzzFeed側は当時の記事で、会話をオフレコにするには双方の合意が必要だと述べていた。
なお、この私立探偵の報告書では、アンスワース氏の妻は30歳とみられ、11年前に出会ったときには18~19歳だったと書かれていたようだ。ただしBuzzFeedが調べたところ、アンスワース氏と同居している女性は40歳だったという。マスク氏の弁護士はBuzzFeedの記者に法廷で証言させようとしているが、BuzzFeed側は理由がないと断っているとのことだ。
イタリアのアーティストMaurizio Cattelan氏作の黄金の便器「America」が盗まれた(NHK、AFP)。
「America」はCattelan氏が2016年に製作した作品。この作品は18金製で作られた便器で、貧富の格差をテーマとしている。9月12日より英プレナム宮殿で展示されていたが、14日に何者かによって盗まれたという。展示は実際に便器として使用できる状態で行われており、予約すればこの便器を使用することもできたそうで、すでに10万人以上がこの便器を使用していたという。
英国会の文化・メディア・スポーツ委員会がビデオゲーム内で現実の金銭を払って購入するloot box (ガチャ) を賭博とみなし、規制対象にするよう勧告している(委員会の報告書、 Ars Technicaの記事)。
これは委員会がまとめた没入型および常習性テクノロジーに関する報告書の結論の一つとして示されているものだ。報告書ではloot boxで得られるゲーム内アイテムが現実の金銭で取引されたり、無許可の賭博として使われることに対し、ゲーム業界の対策が十分ではないという賭博委員会の見解に合意。loot boxは2005年賭博法(PDF)で賭博として規定される「金銭に相当するもの (money's worth) を得るためにプレイする運に左右されるゲーム (game of chance)」に相当するとして、運に左右されるゲームを規定する賭博法第6条にloot boxを明記するよう勧告している。また、loot boxを含むゲームタイトルに「賭博」ラベルを添付するよう政府がPEGIに勧告すること、loot boxを通じて賭博に触れることによる子供への悪影響がないことが確認されるまで子供がプレイするゲームでloot boxを許可しないことなども挙げられている。
トーマスクック航空が運航するコンドル航空116便のエアバスA330で今年2月、機長のコーヒーがこぼれたことが原因で緊急着陸するトラブルが発生していたそうだ(英航空事故調査局の最終報告書: PDF、 The Registerの記事、 Aviation Safety Networkの記事)。
116便はドイツ・フランクフルト発メキシコ・カンクン行き。出発後に出されたコーヒーを機長がトレイテーブルへ置いたままにしていたところ、カップがひっくり返ってしまったという。コーヒーの大半は機長の膝にこぼれたが、少量が機長側のオーディオコントロールパネル(ACP1)にこぼれ、機内アナウンスに使用するVHF送信機能が使用できなくなる。回路を切り離すこともできずにそのまま航行していると、ACP1が過熱して電子回路が焼ける臭いが操縦室に立ち込めたそうだ。さらに20分ほど経過すると副操縦士側のACP2も過熱してボタンが溶け始め、ACP1からは少量の煙が出始めたため、アイルランド・シャノン空港に連絡して緊急着陸を決定。ACPの故障により通信は困難だったが、着陸に問題はなく乗客乗員337名は全員無事だったとのこと。
その後、ACP1/2を取り外して調査した結果、ACP1の故障は液体の浸入によるものだと確認された。一方、ACP2の故障の原因は報告されていないようだ。
エアバスでは飲み物のカップをカップホルダーに置くことを推奨しているが、航空会社の用意したカップが小さく、カップホルダーに置くと取りにくくなるため、トレイテーブルへ置くことが常態化していたという。また、カップに蓋があれば被害を最小限にとどめられた可能性もあるが、蓋も用意されていなかったとのこと。このトラブルを受けて航空会社ではカップ用の蓋を全路線に用意し、使用の必要があることを客室乗務員に通知したそうだ。さらに、カップホルダーの大きさに合うカップの手配もしているとのことだ。
米フライドチキンチェーンPopeyesでは、販売休止中のチキンサンドイッチを食べたいなら店でフライドチキンだけを買い、自分で持ちこんだバンにはさんで食べればいい、というBYOB (Bring Your Own Bun)キャンペーン動画を公開している(Popeyes Chickenのツイート、 公式サイト、 Mashableの記事、 動画)。
Popeyesのチキンサンドイッチは、ルイジアナ風のオリジナルチキンをピクルスとマヨネーズとともにブリオッシュ生地のバンではさんだもの。8月に全米で初投入したところ、各店舗で品切れが続出してeBayにまで出品されるなど大騒動となり、2週間ほどで販売を休止している。
動画では胸肉の細長いフライドチキン(Tender)が3つ「BYOB」ボックスに入れられているが、実際に販売されているのかどうかは不明だ。これを自分が持ってきたバンにはさめばピクルスやマヨネーズ、ブリオッシュがないだけで、あとは全く同じだと説明されている。なお、サンドイッチは自分で作る必要がある。
Popeyesでは一日も早い販売再開を約束し、一早く通知を受け取るためアプリのインストールを推奨しているが、このような動画を公開したということはもう少し時間がかかるのかもしれない。
私はプログラマです。1040 formに私の職業としてそう書いています -- Ken Thompson