英運輸省、COVID-19パンデミック中の安全な空の旅に関するガイダンスを公開 19
安全 部門より
ガイダンスでは7日以内にCOVID-19の症状があった人や14日以内に感染者と濃厚接触した人などは旅行を避ける、他人とは安全な距離(可能であれば2m)を保つ、頻繁に手を消毒または洗う、可能な限りマスクを着用する、といった一般的な注意事項のほか、空の旅に特有の注意事項も挙げられている。
たとえば、空港スタッフとの対面時間や保安検査・搭乗時間を短縮して感染リスクを下げるため、オンラインチェックインの利用や、手荷物を極力預け入れて機内持ち込みを最小限にすることが推奨されている。空港でのマスクの着用は義務付けられていないが、航空会社が搭乗時のマスク着用を必須としている場合、搭乗拒否されることもある。
また、空港内で人の多い場所を必要以上に歩き回ることは避け、機内では可能な限り着席した状態でいるべきだという。単なる見送りや出迎えのため旅行者以外が空港に行くべきではなく、出発時・到着時に旅行者が手伝いを必要とする場合に限って空港へ行くべきとのこと。目的地到着後はできるだけ早く空港を離れることも推奨される。
なお、現在英国に入国する場合、直前まで14日以上連続滞在していた場所がアイルランド・チャネル諸島・マン島の場合を除き、国籍にかかわらず到着の48時間以上前にオンラインで「Public Health Passenger Locator Form」に記入して完了画面のスクリーンショット(印刷したもの、または携帯電話の画面に表示)を入国審査で提示する必要がある。到着後は14日間の自己隔離も必要だ。英国への入国制限については在英日本大使館の記事が詳しい。